2026/03/04 17:15


真鍮スタンピングパーツをお買い上げいただいたお客様から、

「裏面が空洞になっているけど、どうやって使えばいい?」というご質問をいただくことがあります。


確かに、空洞があると接着剤だけでは固定できないのでは?と思われる方も多いかと思います。

今回は、そんな空洞タイプの真鍮パーツを上手に活用するためのご提案をご紹介します。







●まず、接着剤について

接着剤選びに迷ったら、minneさんがセメダイン監修で解説しているページがとても参考になります!



素材や用途に合った接着剤を選ぶことが、仕上がりの美しさと耐久性につながります。

ぜひ参考にしてみてください。




●空洞パーツの活用方法5選



① レジンの活用

レジンを使う方法には、大きく2つのパターンがあります。



パターン1:空洞に直接レジンを流し込む


空洞にレジンをそのまま流し込んで固める方法です。レジンメーカーのパジコさんに確認したところ、金属の上に塗ったレジンは定着しづらく剥がれてしまう場合があるとのことでした。以下の対策をしておくと、剥がれにくくなるようです。


  • 接地面の油分や汚れをエタノールなどで拭き取る
  • 接地面に紙やすりなどで凹凸をつけ、レジンの食いつきを良くする
  • 収縮率が低いレジンを使う(パジコ「太陽の雫」は収縮率4%と低くおすすめとのこと)


※ パジコさんによると「月の雫」は収縮率は低いものの表面密度が高いため、真鍮パーツには定着しづらい場合があるとのことです。ご注意ください。


※ また、真鍮のような光を通さない素材にレジンを使う場合、光が届かない箇所が未硬化になる可能性があります。未硬化のレジンはアレルギー反応の原因になったり、真鍮が黒ずむ原因にもなるため、長めに照射するなど、完全に硬化していることを必ず確認してください。


対策をしても剥がれてしまう場合は、次のパターン2をお試しください。



パターン2:レジンで土台を別途作り、接着剤で貼り付ける


当店としてはこちらのパターン2をおすすめしています。

空洞部分にはまるサイズのレジン土台を別途作り、それを接着剤で空洞内に貼り付ける方法です。パターン1で上手くいかなかった場合や、より安定した固定を求める場合はこちらの方が安心かなと思います。




② フェルトなどの詰め物をして接着する


空洞にフェルトなどを詰めて形を整え、接着剤で固定する方法です。 柔らかい素材を使うことで、空洞の形に合わせて隙間を埋めやすくなります。




③ 9ピンやカンつきプレートを加工してチャームにする


カーブさせた9ピンや、カンつきラウンドプレート(チャーム用のプレート状土台)のカン部分を曲げて角度を調整し、真鍮パーツの裏面に沿わせて接着剤で貼り付ける方法です。

チャームとして使いたいときにおすすめです。




④ ミニルーターで穴をあける


ミニルーターのドリルビットを使ってパーツに穴を開ける方法です。


  • パーツの上部に穴を開ければ → そのままチャームとして使えます
  • パーツの両端に穴を開ければ → 糸で布に縫い付けて固定することも可能です


※ 厚みのある真鍮パーツやカーブがあるパーツの場合、穴あけに時間がかかったり、難しいケースもあります。作業の際はご注意ください。




⑤ くびれ部分に糸や針金を通して固定する


パーツにくびれやくぼみがある場合は、そこに糸や細い針金を巻き付けて固定する方法もあります。 接着剤なしで使えるのが嬉しいポイントです。




●まとめ


空洞タイプの真鍮パーツも、アイデア次第でさまざまな使い方ができます。

ぜひいろいろ試しながら、あなたの作品にぴったりの方法を見つけてみてください。

もし他にも素敵な方法が見つかればぜひ教えてくださいね!



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